初めてのRundgang! part.2

先日行われたRundgangの様子を、今度はデザイン学部の方を重点的に紹介していきたいと思います。

では早速、Modedesignから!

モードの学生による作品が並ぶ
モードデザインの学生による作品。コンセプトから世界観までぎゅっとこの空間に収められている。
秘密基地のような、甘い子供時代の思い出のような。

 

次はTextildesign。

テキスタイルの学生による、新しい素材探しについての展示。
バナナやオレンジの皮などの食べ物のごみから作られる、動物の皮に代わるBIOの皮。

そしてProduktdesignです。

陶器のクラスの作品
道を歩きながら、天気や周りの様子、自分の気持ちなどを首元の録音機にふきこむ。
するとアプリがそれを結晶化し、自分のメモリーが宝石(鉱石?)となって残るというもの。 思い出が目に見える美しいものになることが素敵だと思った。
上のアプリのシミュレーション画像
青い膜が下の突起に引っ張られて、出たり引っ込んだりする。Google AIと違い、音声だけでなく動きでも人とコミュニケーションを図る。
何時か聞いたら、『3時』と音声で答えながら3時をさしたり。
動くことでより親近感が増すし、表現の可能性も広がる。

 

デザインの作品は完成度も高く、コンセプトもしっかりしているので見応えがありました。お!気になる!と思った作品はアジア人の学生のものが多かったのも面白かったです。(そして嬉しかった)

一年生の作品も展示されました。この大学では一年生の間はGrundlagenといって基礎的なことをデザインから絵画やインスタレーションに渡って学んでいきます。そこで制作した作品を今回のRundgangでは展示しました。

テキスタイル一年生による作品。印刷工房で展示。

 

ビデオを展示するKINO(映画館)という部屋があったり、学生が家からソファや椅子などを持ち寄り、Wohnzimmer(リビング)コーナーを作ったりと、それぞれの部屋で雰囲気が全く違って歩くだけでも楽しかったです。

一年生の絵画の授業での作品
一年生の展示。リビングをテーマに。

今回はこの辺で。

このRundgangの一週間後にある、もう一つのベルリン美大のRundgangにも展示する予定なので、そのレポートも後々したいと思います!

それでは!

 

 

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初めてのRundgang! part.2” に2件のコメント

  1. とても素敵です…!
    自分が考えていた以外の専攻も、もしかしたらありかも?と思ってしまいました。ネット上ではなかなかここまで見られないので、ここの記事がとてもありがたいです。ありがとうございます!

  2. ありがとうございます!
    そう言ってくださって嬉しいです☺️
    専攻はドイツに来て、色々見てから決めてもいいと思いますよ〜!

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