クソダル同居人との戦い no.2

はい、まさか第二弾書くことになるとはね….(遠い目)

結論から言いますが、この家、出て行くことにしました!(メデタイ!!!)

(出て行くというか、追い出されたんですけどね!!)

ある日、朝から大学行こうとしていたら部屋からのっそり出て来た同居人。

『おはよ〜』と挨拶。

シカト

めげずにもう一度。

シカト

キッチンに入っていた同居人に、

『行ってくるね〜』というと

もちろんシカト。

ここまでくるとイライラしてくる私、完全なる彼の悪意を感じる。

私が挨拶しないor挨拶の声が小さかったら後でネチネチ言ってくるので

私もここまでしつこく彼からの返事を待ったというのもあります。

しかし結局彼からの挨拶はなく、私は家を出ました。

階段を降りていると呼び止める声、

家の廊下の電気を付けっ放しで出て行ったことを注意する同居人。

『わかった、はい、消した。OK? もう出なきゃだから』と電気消して出直しました。

最悪の朝の始まり、ぶつくさ言いながら大学に向かいます。

家に帰って、(まあこれは私もねちっこかった、反省してる)同居人に

『なんで今日挨拶返してくれなかったの?』と聞くと

『私たちはもう挨拶もしなくていいし、スモールトークも必要ない!』と同居人。

(え、やった…..)と思ったのもつかの間

『mimi、君は引っ越さなきゃいけない。新しい家を探してくれ』と彼。

そう来たか….いつものパターンね…

私もイライラしていたので『Ok、わかった〜😙』と二つ返事で承諾。

まあいつもの脅しだろっとたかをくくっていたのもあります。

そして部屋にいたらまた私を呼ぶ声。

出て行くと『食洗機にまだ何か入れるものはあるか?』と彼。

特に入れるものはなかったので食洗機の扉を閉めようとしたところで引っかかったのがワイングラス!!!かちゃ

気をつけろ!!!!!

すっごくでかい声が出た。あの声量は、人命が関わったときくらいしか出ないものだと思うな、それくらい異常な感じだった。このとき私の部屋で友達と電話を繋げていたままだったのですが、彼の大声は友達にも届いたくらいでした。

うわ….やっちまった。と思ってると

『君は今ワイングラスを割ろうとしたんだ、わかるか?何度言ったらわかるんだ?』とキレる同居人。もう多分このときから確信した、この人やばい。(めちゃクチャ今頃〜〜〜by 私の友達みんな)

キッチンを出る同居人、私も続いて自分の部屋に戻ります。

『何があったの….?怖い….』とテレビ電話ごしの友達が震えていました。

また私を呼ぶ声、キッチンに戻ると、案の定机の上には

Kündigungvertrag(家出て行けよ、っていう契約書)が。(mimiberlinではおなじみ、今回で二度目の登場です☺️)

六週間後に家を引き払うことがここで決まりました!!!(パチパチパチ)

なんだかもうお家芸みたいなもんで、うちではある種の儀式みたいになってたのでショックというか(はあめんどくせ….)といった気持ちでの署名。

最後に『嬉しいなぁ』って呟く余裕すらありました。(当てつけ)

でも今回は多分脅しっていうよりもう半分本気なんだろうなってうっすら思っていました、(だって、そんな二回も同じ最終手段みたいな脅しの手法取らないだろうから。)だからその瞬間から本腰入れて部屋探し開始。

そんな感じでまじでハードモードな五月がスタート!

五月病だ〜とかふやふや言ってたんですが、このベルリンで家がなくなるとなるともうそんなことしてられないし、逆にそこまで行くとキャパオーバーして

何が起こっても平気よ〜 ホトケホトケ)っていうモードに入りましたよね。

大声で友達と同居人の悪口言いながらの家探しです。(友達も一緒に探してくれた。)

6週間後は、6月中旬。でもそんな中途半端な時期から空いている物件などなく。引っ越し日を7月初めに延期できるかってのがその時はポイントでした。

契約書にサインした後、同居人とはすごく慎重に穏やかな関係を築いていました。(お互いすごく気を使っていた。)

ある日なんかは、いきなり白いTシャツ5枚くらい持ってきて

『mimiは絵描いたりする?もうこのTシャツいらないから、絵の具とかこれで拭き取るのに使っていいよ。』と同居人。

(え….。引っ越しするから今、もの増やしたくないんけど。あなたの着古したTシャツとかワーストofトキメカンなんけど(こんまりな)。てかあんたがこんな状況にしたんやろ???)とクエスチョンマークでいっぱいの頭だったんですが

それをそのまま言って空気を凍らす勇気はなかったので、3枚ほど受け取りました。

そういう(もしかしたら…あれは一瞬の気の迷いだったのかも?)と心が軽くなったりした時期もあったのですが、同居人は着々と次の借り手を探していたのです….

いや〜やっぱりベルリンでの家探しは噂で聞くよりもやってみなきゃ分からない厳しさ。このことについてはここでは書くつもりではありませんが。

ある夜とかは思いつめてしまって、隣の部屋の同居人に泣いて引っ越し取り消しを懇願しようかとベットの上で逡巡したり。(なんとか思いとどまった、よくやった、自分!)

今までいろんな意地悪をされてきたけれど、嫌いになれなかったこの家。でもそろそろ限界でしたし、もうすでに愛着は消え去っていました。

Kündigungvertragにサインして二週間後、とうとう内見者が毎日二、三人が私の部屋を見学しに来るようになります。

初めての内見者が家にくるという日、いきなり同居人が

『20時から21時半の間、内見者がくるけれどmimiには家にいないでくれ』というメッセージを送ってきた。

そんなこと言う権利は彼にはないし、私は絶対に部屋にいてやる(てかそもそもその時間行くあてもない)と闘争心に火をつけてしまって、

『言うの遅すぎだし、そもそもなぜいてはいけないのか分からない笑 あと、頭痛いから外に出る体力もない(うそ)』と返信。

それには『頭痛薬を飲め』とだけ言う同居人。めっちゃ薄情〜

絶対、彼、私が内見者に何か言うのを恐れてますよね!!これは!ワクワク

実際、先日私に『もし内見者がmimiが引っ越す理由聞いてきたら何と返事するか考えていて。(その時は見学時も私は家にいていいって言ってた。)』と釘をさしてきてましたし。

そん時は(いや…君が引っ越せって言ってきたんやん、それだけじゃん、理由…)と思ったんですがね。まあ、怖いんで、ほんとのこと言ったら。

結局見学の際には私も部屋にいることに。

今まで7人ほどの内見者がやってきましたが、見事に全員若い女の人。

中にはまだティーンエイジャーかと思われる子も。そしてほとんどが外国人の女の子。(若い外国人の女の子=支配下における)

『hallo!』って部屋のドアから飛び出して来る顔、顔、全て若い女の子ってなって来るとだんだんと同居人の考えてることもわかってきて気持ち悪くて吐きそうになってきます。

そして部屋に入ってきては、『うわ〜広い部屋!』『いい眺めだな』などと言いながら外の景色を見る姿を見てるとなんとも複雑な気持ちになってきます。

寂しいし、ここはやばいんだよって教えたいような気持ちとかでごちゃごちゃになる。(まだここ私の部屋なのに、すでに自分が住むことを想像しては目を輝かせている彼女たちのこと考えたりするとさ…)

半ば意地みたいになって、内見者がいるときに家にいるようにしてたんですが

だんだん(もういいや…)ってなる。

キッチンから聞こえて来る、同居人と女の子の声を遮断しようとイヤホン耳に詰め込み大音量で聞いていたのがこれです。(急に曲紹介)好きだ!!下津!!!

サビのGhostって伸びて最後に『ストぉ』ってちゃんと言うところ好き

次なる被害者出さないためにも、女の子たちにどうにか忠告するタイミングをずっと伺ってたんですが、もともとチキンな私にはどうすることもできず。

<次回予告>

内見者にタイ人の女の子が現れた!!

この子にはなんとなく伝えられそうな気がする。

mimi、初のダイイングメッセージ、成功なるか….???

次回、キモすぎる!!小走りおじさん!!!

お楽しみに!!

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