モロッコ行く前に、ちゃんと調べ物をして万全の体制では行ったのですけれど
他の人のブログ見ながら、なんとなく頭の片隅に『ま、言うて大丈夫やろ〜』という楽観的な考えがあったのは認めます。
だからここでは、
やっぱり要ったや〜〜ん!!
ってやつと
要らんかったや〜〜ん!!
ってやつの両方を紹介していこうと思います。
そして最後にリヤドについて二言三言 述べさせていただきます。
それではまず最初に
要らんかったやつ!!!!
堂々の第一位は、 スポーツシューズ です!
『え、モロッコ?行ったことないし、なに起こるか全く想像つかんのやけど..。
なんかあってもすぐ逃げられるように、スポーツシューズ履いてこ』と
高校時代から使ってるシューズ履いて行きました。
これ、試合のときとかに履くとテンション上がるしカッコいいんだけど、やっぱり当たり前に普段使いには全く向いていない。
モロッコ滞在中、何度この靴については愚痴ったか….。
最初の方はいいんだけど、旅行も後半戦になってくると余裕が出てきて
((ちょとおしゃれしようかなぁ))と乙女心が出てくるのですね。
しかしこの蛍光黄緑スポーツシューズがぶっ壊してくる。全然可愛くないし、野暮ったくてまじでやだった。
実際、コンバースとかでよかったと思う、なんならサンダルとか。
他の観光客もふつーの靴履いてきてた。ここまでくると
『なんで私あそこまでスポーツシューズにこだわったんだろ?』と当初の自分に疑問すら浮かんでくる。
バブーシュ(モロッコ伝統の履物)が欲しくて欲しくてたまらなかったのも、早くこの靴を脱ぎ捨てたいという気持ちからかも。
でも何十個というバブーシュを毎日見てきたし、なんなら足止めて毎回吟味してたけれど、結局一足も買わなかったんだ….。理由はまた次回書きます。
妹はきしめんみたいな太さで、クリーム色のビロードみたいな靴紐のコンバースを履いてきていた。
彼女は透けてる靴下とか、押し花がレジンで固められたスマホケースとか使ってる人で、妹を見るたびに『ああ、ドイツにいるからって日本のカワイイを諦めなくてもいいんだな』という気持ちにさせられる。
とにかく私が言いたいのは、普通の靴でいいと思うよ、ってことです。
高いヒールがあったり、編み込みすごいブーツとかじゃなかったらいいんじゃないですか。
でも時々道無き道を渡ったり、山登ったりしたのでこのスポーツシューズには実はちょいちょい助けられてました。
ここまで書いてなんだけど、二週間もずっとそばにいてくれたヤツにちょっと申し訳ない気がしてきた…。
文句ばっか言ってごめんな、でもほんとは心強く思ってたよ、ありがとう。
スポ。
要らんかったやつはこれくらいですね。
いかにスポーツシューズが嫌だったか、を書きたかっただけみたいになっちゃった。
それでは本当に要ったやつ!!!の発表です。
もちろん基本的な『ウェットティッシュ』とか『充電器』などの持ち物があっての話です。例えば、整腸剤などは誰が『持っていかなくて良いよ!』っていっても絶対持って行きますね、私なら。そういうものはここでは書かないです。
これさえあれば大丈夫〜!って訳ではないです。
『何気なく持ってきてたけど、めっちゃ役たったな!!』ってのをここでは紹介しています。
第一位は、のど飴、です。
のど飴はいるってほとんどのブログに書かれてた。
乾燥してる、以外にも空気が汚くて喉がやられることが多いかららしい。
もっと持って行っとくべきだったな〜と。
妹と友達と、私の3人でモロッコに行ったのですが
まず友達が『喉がやば痛い…』と言い出し、そしてその3日後には妹が喉をやられ、最後に私の喉も耐えきれず….といった具合に順々に、喉が死んでいったのですね。
そして喉飴を持っていたのは私だけだったので、最終的には配給のような状況になって
『今この飴を渡せるけど、あと3つしかないから。喉が痛いのはみんな一緒なの。この一つであとはしのげる?』とか言いつつ、ウンウンうなずく妹に飴配ってました。
ま、モロッコでのど飴くらい買えるんですけどね!(味は保証できかねるが)
第二位、 サングラス!
これは持っていくの忘れてました。
モロッコは日差しが強くて、しかめつらになることが多かったです。
サングラスかけるの恥ずかしい..とかそういう考えもとうに焼き焦げ炭と化しました。
帽子もあるともっと良いと思います。
目がじんわりと焼けていくのを感じながら歩くというのはあまり心地がいいものではありませんね。
第3位、サンダル!
これは私の友達も、妹も持ってきてなくてそれでも二週間やっていけたので
なくても良いとは思うんですけど、私は持ってきてよかったなぁ〜〜と思いました。
シャワー浴びたあととか、靴また履き直すの嫌だし。
で、裸足では歩きたくないほど床が汚かったので、リヤドではほとんどサンダル履いて過ごしてました。
サンダル軽いし、かさばらないので持ってきて損はないです。
第4位、 フランス語
モロッコでは英語も通じます、とはあったんですが
空港に着いた瞬間に、『間違ってたな〜』と思いました。
まずどこ見渡してもアラビア語か、フランス語しかない。
リヤドのお兄さんや、駅員さんはもちろん英語わかるのですが、
掃除のおばさんとかレストランのウエイターとか時々通じないことがあったので
せめて 数字 とか基本的なフランス単語(or アラビア語)
覚えて行ったら良いと思いました。
飲み物頼むときにBigが通じなかったり。 露店で果物とか買うときにいくつかこちらの言葉で言えるとスムーズにいきます。(あと値段もフランス語で言われたりする。)
どこに行くにも、『英語通じるやろ〜』って何も準備しないのは怠慢だなと、思いました。
番外 醤油、良い塩、ポン酢
モロッコ料理は味が薄いこともあるので、調味料持って行っておくとさらに食を楽しめると思います。
リヤドについて二言三言
リヤド、ほんとに楽しみだった!
Booking.comで紹介される、きらびやかで繊細な装飾、豪華な朝食、花びらの浮かんだ噴水。
『千夜一夜物語みた〜〜〜い💓💓💓』
リヤド予約するとき毎回私がいっつも言ってた言葉です。(ろくに読んだこともないのに。完全に勝手なるイメージ)
モロッコには二週間いましたが、合計6つくらいのリヤドに泊まりました。
そこで、モロッコ行く前の私に二言、三言言えたなら、というコーナーいきなり始めてみますね。
けっこう、外。
これは何度も言ってますね。
中庭に面した部屋に泊まるのですが、ドアや窓の隙間が広くて
何となく常に感じる、『外に泊まっている、感』
慣れたらどうってことないです。でも寒い日もあるので、寝るときは毛布とかあると心強いです。(なかったら、リヤドが貸してくれると思います。)
また、なぜか暗めのリヤドが多かったです。
トイレがけっこう、開放的。
トイレと部屋が完璧に別々になっている部屋もあるのですが、時々
トイレのドアがなかったり(閉まらなかったり)
すごく説明が難しいのですけど、トイレと寝室の天井が繋がっていたりしました。
ちょっともう一度説明させてください。
部屋のドアを開けたら、まずドンとベッドがあるのですね。
そしてベッドの横にトイレの入り口があり、そこはカーテンで仕切られています。(ここまではOKね)
で、ふと上を見ると、シャワーヘッドがベッドの後ろの壁の向こうからのぞいているのです。(うわ〜うまく言えてる気がしない!)
つまり、寝室とバスルームを仕切る壁の高さが低めで、ふた部屋の天井が繋がっている、という状況です。
だから、シャワー浴びると全部屋もれなくしっとりするし、トイレしてるときも何となく落ち着かない。匂いとかのこともあるし、トイレって密閉された空間でしたいものだよな。
あれだったらバスの中のトイレの方がまだリラックスできます。
これはかなり気心知れた相手じゃないと、同じ部屋に泊まるのはきつかったですね。
でも、砂漠のなかでトイレしてからは、全てが平気になりました。
朝ごはんのパン美味しい
朝ごはんに出てくる、甘めのデニッシュパンが美味しくて好きでした。
チョコが入ってたりするんですけど、深い甘みで多分あれチョコ味じゃない。
しぼりたてのオレンジジュースも、他のものが飲めなくなるくらい味が濃いです。
リヤドはとても良かったのですが、疲れてるときはちょっときついなってこともあったので(お湯が全然出てくれない、とか)
あまり夢見すぎずに、時々はホテルとかも交えてモロッコ滞在楽しんでみてはどうでしょうか。
リヤドは安いし、朝ごはんも宿泊料金に含まれているところも多く、そして何より宿の人が親切です。
(モロッコ旅行記、ぐちばかり書いてないか急に不安になり、取り繕うように褒めまくる私をご覧ください)
今日のところはここまで。
またモロッコ記事書いてて、これも必要だったな〜と思い出すものがあったら付け足しますね。
それでは!