やっと再開した受験についての記事です。
今日は、マッペ制作以外でしていた受験準備について書いていこうと思います。
ざっくり言うと
-
書類集め
-
語学
ですね。
書類集めでは、
センター試験の結果や高校の成績&高校卒業証明書を英語で準備しておく。
Uniassistをしておく
くらいです。
Uniassistはみんながみんなしなければならないとは限りませんので、大学の応募要項を要チェックです。
例えばUdKのプロダクトデザインではこれが必要でした。しかし他の美大のプロダクトデザインでは求められませんでした。
自分にの小学校から高校、大学までの履歴書や成績をパチパチと打ち込んでいき、Uniassistが審査した後に
『この子はドイツの大学に入る資格があるよ!』と証明してくれるというシステムです。
もう何を聞かれたかはちょっと忘れたんですが、めんどくさかったです。
私は何度かやり直しをしてやっと証明書を出してもらった記憶があります。
しかもお金をとります。(証明書一枚につき70€、2枚目以降は30€)
中国やインドネシアなどの留学生はこれに準ずる審査をすでに母国でしてから、ドイツに来るのでUniassistが必要ないそうです。
デザイン科には必要なことが多いですが、絵画や彫刻科で必要だった人を私は今までみたことがないです。
普通科の留学生もUniassstは必要なようです。
※追記 ちなみに当時Uniassistの事務所に直接出向くことはできなかった。なんか記憶に残っている。暴徒化した留学生がやって来るのを防ぐためなのか?って想像しちゃってた私はきっとUniassstが嫌いだったんでしょうな。
はい、そして語学です。
語学か〜、今でも苦戦してんのにな〜
受験準備してた頃は、アトリエ中心で語学学校サブみたいな生活送ってました。
『ま、一年ドイツ語触れてんだからC1くらいいけるでしょ』と考えてましたね、あの頃は…
あまい!!!
甘いよ、君。
確かに大学合格するまではなんとか稚拙なドイツ語でもいけたりするんですよ。(マジで)
しかし入学許可証もらう条件として出されるのが語学証明〜〜〜
私の大学は結局半年待ってくれました。最初は『もし間に合わなかっら….』みたいに言葉濁してたんですけど
不合格のTestdaf見せて『どうしましょう泣』ってしていたらここまでズルズルと待ってくれました。
半年が限度だと思っていたのですが、実は卒業までにC1合格すればいいっぽい(風の噂)
でも語学合格するまでは、まだ気持ちが大学生になりきれていないというか、次のSemesterに私はいけるんだろうかという不安がずっとありましたね〜 (語学ダメだから、あんた退学ね!ってならんかなとか想像してた)
美大は比較的ゆるい(普通の大学だったら語学が基準に達していないと、受験すらできない)とは聞いていたので油断してましたね!
デザイン科とFreiekunstでも求められるドイツ語レベルは違うんですが、FreiekunstでもC1が必要なところはあります。
応募要項よく読むと大抵書いてると思います。(どの語学テスト受けるべきかまで。大体Testdaf、DSH、telcなど)
時々留学生の存在をがん無視している大学もあるのでその時は事務所にメール&電話しましょう。
私の大学は待ってくれましたが、待ってくれない大学もあります。
Halleの美大は『語学証明なしでの入学は許可しないが、来年までに間に合えば来年から入学しておいでよ』というシステムでした。(入学許可が今年分と来年分の2年分出ているということ。)
しかし他の大学では『入学も許可せんし、来年も自力でもっかい受験してこい』というところもありますので様々ですね。
語学頑張っていて損はないと思います。
もし入学できたとしても、結局ドイツ語ができなければ苦労しますから(迫真)
しかし留学生が多いUdKなどは英語が主流だったりするので、一概には言えないのかな?
C1取るなら、Testdafの方がTelc C1やゲーテC1より確実と聞きます。しかしTelcの方が開催場所も多いですし、毎月やっているのでチャンスは多いです。(DSHのことはわかりません)
Testdafは人気すぎていつもTestdaf難民が出ています。語学証明の提出締め切りが近づき、こりゃ間に合わんぞとなると『フランス飛んで受験するか〜』とか平気で言うようになります。(ドイツ国外でもできる)
開催地の語学学校も『えと、Testdaf対策のクラスをとってる人じゃないと、こちらではTestdaf受験できかねますね。』と言うところが多いです。(つまりこちらは対策クラス&受験料どちらも払わなければいけないのだ….)
Testdaf申し込み締め切りギリギリで、ダメもとで某語学学校に飛び込んだんですが、その時は対策クラスを受けずにすみました。
おそらく、席をある程度確保していたが、思ったより受験者が集まらなかったので『クラスも受けろ』とか言っている余裕がなかったのだと思われます。(その語学学校もメールでは、クラス+受験を求めてきていたので)
一回くらいは対策クラス受けてみてもいいと思いますが、実際Testdafは自分で準備できると思います。
私は中国人の友達から借りた中国語の対策本で勉強していました。
圧倒的に問題数がドイツで売っている対策本より多く、とても充実していました。これやり込めば合格するだろうな〜!!ってテンション上がるくらいです。ドイツ単語も中国語訳されてるのですが、漢字なのでちょっとわかる嬉しさ。
あと試験勉強中って孤独な戦いになりますが『ここの日本人は中国語でドイツ語勉強してますよっと』と時々謎の俯瞰ができるのでよかったです。
Testdaf準備してる時は日本人ブログ読み漁ってました。(一方私の全く当てにならない対策術)
あと、Hinativeというアプリでドイツ人に文章添削してもらっていました。
スマホアプリもありますが、パソコン版でやった方が質問の選択肢が広いのでパソコンでやることをお勧めします。
超定番のDW も聞いてました。一回字幕なしで聞いて内容をだいたい把握し、二回目は字幕ありで聞きつつ、わからない単語はメモ。最後にシャドーイングで締めてました。Testdafでは出題が多いような気がした、自然科学の分野をよく聞いてました。
Testdafの口頭試験は録音機に自分の解答を吹き込むという独特なシステムです。
ちょっと慣れるまでは変な感じしますが、はっきりゆっくり、喋り続けることが大切です。(日本人ブログの受け売り)
youtubeにも口頭試験の問題が載ってるので雰囲気だけでも掴むために聞いてみるといいかもしれません。
あれ、なんだか最後はTestdaf対策の話になってしまいました。
Testdaf対策のもっと詳しいことは他のブログを見るとわかりやすいです。
それでは、また。
こんにちは。コメント失礼します!
私はマレーシアの大学に通うつもりで(美術系の学部)、とりあえず英語の勉強をしにマレーシアに来ているんですが、マレーシアのアートはあまり有名ではないし美術をやるならやはりヨーロッパがいいなと思い始めました・・・
ただせっかく英語の勉強をしているので英語で授業をうけれる大学を探しているんですが、そういったところはなかなか少ないのでしょうか?また、私はセンター試験をうけていません、、美大でもセンターの点数は問われるのでしょうか?(高校を卒業してから結構経っているのでほとんど高校で勉強したことを忘れてしまいました)
お忙しいところとは思いますがお返事いただけたら幸いです
コメントありがとうございます!
英語のみで入れる大学があるかは分かりませんが、英語ができるのはとても有利だし無駄には絶対ならないです。大体の大学は公的なドイツ語資格を入学条件として求めるので、全くドイツ語がいらないとは言えません。
センター試験の結果も一応提出しましたが、点数まで見られていたのかはわかりません。また、日本で大学や専門学校を出たのかというのも関係してくるので、私の方でははっきりとは答えかねます!すみません…
応援しています!
はじめまして。
現在ベルリンに美大入学のために滞在しておりまして、Uniassistについて調べていたところこちらのブログを見つけてコメントさせていただきました。
Udkへの出願も考えており、Uniassistに送るための書類を現在準備中なのですが一つ気がかりがありまして、、
というのも、私の最終学歴が三年制のデザイン専門学校でAbiturの資格をもっていません。
記事を読ませていただいたところ、miniberlinさんも高校卒業でUniassistを利用されたようですが、Udkへの出願の際、承認されたということでしょうか?
また、私はセンター試験を受けていないのですが、提出された際の点数はAbiturとして承認される点数を満たしていたものだったのでしょうか?
初めてでのコメントでこのような質問をしてしまって大変恐縮ですが、お答えいただけますと幸いです。
コメントありがとうございます!正直2年ほど前のことなのであまり覚えていない&またシステムも変わっているかと思いますが、
わたしのときはセンター試験の結果と高校3年間の成績の平均を提出しました。センター試験結果は英語の成績証明書も送って承認されました。
私は2回ほどやり直したので、まずはできるところまでやって送ってみるといいと思います。足りないところなどをUniassistが指摘してきます。返事が遅かったりするのでお早めにすることをオススメします!
詳しくお答えいただきありがとうございました!
とても参考になります。
今後もブログ記事楽しく読ませていただきます^^
どういたしまして☺️
これまらもよろしくお願いします。