ドイツ美大受験の現実

今日はドイツ美大受験で、想像と違ったな〜ってことを書こうと思います。

情報も少ない中、勝手に色々受験のことについて想像していたわけですが、見事に裏切られました😇もともと楽観主義なので、大学受験をナメすぎてたのもありますが!

ここではデザインの学部を受けた私の体験を書きます。

😇想像🧚‍♀️ ポートフォリオ出して合格したら、あとは面談で終了だろうなぁ〜〜〜〜

😈現実🙈 ポートフォリオ合格しても、2次、3次、4次試験まであるよ⭐

私はデザインを受験したので、ポートフォリオ審査後も7つから8つの課題を2日間に分けてしました。結構厳しいもので、試験の途中からどんどん落とされていきます。3次試験に進める人の発表前のときは、緊張しすぎて一緒に受けていた人に『来年も受験頑張る…無理…』ってずっとつぶやいてました。

最後の課題をしている時に面談があり、教授と自分の作品や課題について語ります。

😇想像🧚‍♀️ 面談の時、教授と喋るの緊張するなぁ〜〜〜

😈現実🙈 教授めっちゃ優しいやん!!

面談は7人くらいの教授に囲まれてやるわけですが、みなさん笑顔。しかも私の拙いドイツ語も頷きながら聞いてくれる。聞くところは突っ込んで聞いてきますが、外国人局での職員との戦いや、不愛想〜なドイツ人とのやりとりを経験してきた私にとっては、『教授、優しすぎて感動✨』という感じでした。

友達は『教授たちが笑顔すぎて逆に怖かった』と言っておりました。

😇想像🧚‍♀️ 私はこの第一志望の〇〇大学に受かるんや!!!

😈現実🙈 ドイツ中の美大受けまくって、ご縁があったところに行かせてもらいます

第一志望はあるのですが、留学当初は考えていなかったような大学にまで受けにいきます。とにかく受験しまくって、受かった中から自分の最もいきたい大学に進むという感じですね。多い人は5校くらい受けていました。(もっとかな?日本の大学を受ける場合もこれくらいは受けるのかな?)

😇想像🧚‍♀️ 教授に自分のポートフォリオ見てもらって、その場で合格もらえたらな〜

😈現実🙈 教授にポートフォリオを見てもらう機会がそもそもない。

『教授にポートフォリオ見てもらって、その場で気に入ってもらえて入学許可のサインもらえたらカッコよくない….?🤤』って思っていましたが、(私の受けた)デザインの学部では、試験前に教授にポートフォリオを見せるということがあまりありません。(Freiekunstでは受験前の教授の面接は絶対必要です!!)

しかし、Mappeberatungという自分のポートフォリオを教授、または生徒に見せてアドバイスをもらえる機会はあります。大学のホームページをチェックして、開催されていたら行くことをお勧めします。私は、Mappeberatungで生徒さんがアドバイスしてくれたものがそのまま大学の課題に出ました。(多分偶然)

😈現実(番外編)🙈 いや、大学の事務、テキトーすぎやろ!!

ドイツの美大によっては、本当に対応がテキトーだったりします。メールの返信返ってこないのは普通なので、最後は電話して問い合わせてみたり。ホームページのリンクが繋がっていなかったり、応募要項の内容が間違っていたり(それはダメやろ…と思うのですが)。

一番驚いたのは、ポートフォリオ提出期限が一日過ぎていても受け取ってくれた大学があったことです。(友人談)

このゆるさに助けられることも、大変イライラさせられることもあります。

結果、デザイン学部の受験についての情報が少な過ぎてこうなったのなと思います。ほぼFreiekunstの受験の仕方しか知らず、想像と違うや〜ん!となりました。

結構行き当たりばったりなことをしてきましたが、それでもなんとかなるものです。

では今日はここまで、また明日!

 

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